MT4に遅行スパンを表示する

By: Joe Lodge

遅行スパンとは、終値ベースのチャートを未来にいくらかずらして表示させたものを指します。元々は一目均衡表が開発されたときに応用された技術だと言えるでしょう。その目的は、一定時間前の価格と比較できることです。比較自体は難しくはありませんが、MT4のチャートに表示させておくことによって一目で比較できるというところが大事なのです。それによって様々な分析が可能ですし、未来の予測にも用いることができるでしょう。

為替レートのデータをずらして表示させる機能は、移動平均線に備わっています。MT4では移動平均線を細かく調整できるようになっています。移動平均線はチャート分析で最も多く用いられるものであるために、パラメーターの設定もしっかりしているのです。これを利用すると遅行スパンを表示させるのは簡単です。まず、平均をとる必要はありません。移動平均線では、一定期間の平均をとって表示させますが、この期間を1にすれば問題はありません。期間が1であれば平均をとっていないのと同じです。

時間を移動させるためには、「表示移動」の数字を使います。未来方向に移動させたいのならマイナスの値を用います。一目均衡表で用いられるが26日ですから、ここに「-26」と表示します。これで設定は終わりです。MT4で遅行スパンを表示させる方法としては、これが最も楽な方法でしょう。移動平均に関しては単純移動平均線を用いるのが一般的です。