MT4で日本時間を表示する方法

By: Moyan Brenn

MT4は、元々日本で開発されたソフトウェアではありません。日本でもこのような汎用性の高いソフトウェアがあれば良かったのですが、残念ながら誰もが使えるような汎用性の高いものはありません。なぜかというと、必要がなかったからだと言えるでしょう。古くから投資を行っている人なら、証券会社が取引ツールを提供してくれることを知っているはずです。日本の証券会社は投資家に対するサービスが充実していて、その証券会社を利用することでほかのサービスを利用しなくて良いという状態になることが多いのです。取引ツールに関しても独自に提供するという方法をとることが多く、汎用性の高いフリーのソフトウェアなどは開発されなかったのです。

アメリカやヨーロッパでは事情が異なり、分析のために用いるソフトウェアは自分で用意すると言うことが良く行われていましたから、MT4が一気に普及したと考えられます。理由はどうあれば、元々アメリカやヨーロッパで用いられていたソフトウェアであると言うことから、時間の設定にすいてもアメリカ時間やヨーロッパ時間になっていることが多いのです。海外の時間表記だから使えないと言うことはありませんが、やはり日本時間になっている方が分かりやすいと感じることも多いのではないでしょうか。例えば、日本で何らかの指標が発表されるときには、その指標を元にしてドル円やユーロ円の取引をすることもあります。このようなときには、アメリカ時間やヨーロッパ時間では取引しにくいでしょう。

JPN_Time_SubZero.mq4について

By: RBerteig

時間を設定するためのファイルとしてJPN_Time_SubZero.mq4があります。まず、JPN_Time_SubZero.mq4を取得することが必要になりますが、これはインターネット上で検索すればすぐに見つけることができるでしょう。ダウンロードしたファイルは、インジケーターフォルダに入れます。OSによって多少の違いはあるのですが、インストールされているフォルダで見つけることができるでしょう。例えばWindowsの場合、C:\Program Files (x86)\MetaTrader 4\experts\indicatorsがインジケーターフォルダに相当しますから、ダウンロードしたJPN_Time_SubZero.mq4をこのフォルダに入れます。

その後、MT4のソフトウェアで日本時間の設定を行うことになります。日本時間を表示しようと思っているチャートを開き、そのチャート上で分析ツールの「カスタム」から「JPN_Time_SubZero」を選択すれば表示されます。この段階で日本時間での表示ができるのですが、インジケーターを挿入する時点で時差を調整しなければならないケースもありますから注意が必要です。時差が生じている場合には、パラメーターの「Time_Difference」で調整します。日本はGMT+9となっていますから、時差として9の数字が表示されているはずです。

GMTとは、グリニッジ標準時のことで、現在のところは世界の標準時刻として用いられています。グリニッジという場所が特に何か意味があるわけではありませんが、コンピュータの世界でここが標準として用いられているために、それに合わせて設定することになります。この標準の場所からどれくらいの時差があるのかによって定めるわけですが、日本はGMT+9となっていますから、この数値を入れておくと良いです。

念のために確認したいと考えるのなら、例えば指標発表のタイミングのチャートを見ればすぐに分かります。指標が発表されたときに、チャートが大きく変動していれば、時間は正しいと判断ができるでしょう。

注意しておくべきところ

By: CWCS Managed Hosting

ただ、この機能はサーバーの時刻に対して設定するという点に注意しなければなりません。ですから、そもそもインストールしているサーバーの時刻がどうなっているのかによって違ってくるわけです。最近ではコスト面などでアメリカのサーバーを利用するケースがありますが、この場合にはサマータイムに考慮しなければなりません。サマータイムは、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日で、この期間は時計を1時間進めてビジネスが行われます。証券取引所などの取引所も同じように行われていますから、この時期には時間の調整が必要となるケースもあります。

これらの細かい部分を調整していくことによって、日本でも取引ができるようになるわけですが、それが面倒だと感じているのなら日本語に完全対応している国内業者を選ぶのは良い方法だと言えるでしょう。日本語に完全対応している国内業者であれば、そもそも日本語の設定をする必要はありません。また、日本人を対象としてサービスを提供していますから、時間についての調整が不要なケースもあります。国内業者は国内にサーバーを設置していることが多く、そのために元々日本時間でサーバが動いているからです。