雇用統計とは

棒グラフ

毎月第一金曜日の日本時間22時半(夏時間の場合は21時半)に発表されるアメリカの雇用統計は経済指標の中でも特に注目されており、世界景気の方向性を決める最重要指標といっても過言ではありません。これだけの影響力がある指標という特徴ゆえに、予測されていた値と発表の値のずれが大きければ大きいほど為替に与える影響も大きくなります。このことから、発表前後の為替レートはいつもとは違う、少し特殊な動きをする傾向にあります。

裁量取引において、初心者は取引を控えるべき

働く人

僕がシステムトレードを始める以前、勉強しながら裁量取引をやっていたのですが、

雇用統計発表時の取引はリスクが高いので初心者は手を出さないこと

という教えに反して手を出していました。勝てる時はちょこちょこ勝てるのですが負けるときに大きく負けるという、いわゆるコツコツドカンとなってしまい、トータルでは雇用統計発表前後の取引で一度も勝ったことがありません。これは単に僕が下手というのが一番の原因なのですが、初心者には少しハードルが高い取引だと感じました^^;

話は少しそれましたが、裁量取引ではなくMT4のEAによる自動売買の場合はどうすればいいのでしょうか。

EAを止めるべきかどうか

考える人

結論からいうと、「基本的にはEAを止めるべきではない」と僕は考えます。もし雇用統計時にEAを止める必要があるならば、それはフィルタとしてEAに組み込まれているべきだからです。例えば、WallStreet Forex Robotは、土日をまたぐ取引を行わないように金曜日の夜にポジションを決済するような設定が行えます。ポジション決済の時間がデフォルトで20時となっていることから、このEAは雇用統計も意識していると考えていいでしょう。つまり、「止めるか止めないかの判断はEAが決めることであり、そこまで考えてEAを作るべき」ということです。

しかしながら、「そこまで考えてEAが作られているか」という答えはそのEAの開発者しかわかりません。もし何も考えず作られていたら「雇用統計発表前後にEAを止める」といったフィルタを追加するだけでトータルの成績が上がるかも知れません。そういった場合には、例外的に手動でEAを止めるといった方法は有効だと考えられます。

まとめ

以上のことから考えると、EAごとに「止めるべき」か「止めないべき」かを検証して、結果に基づく判断をすべきということになります。そうなってくると、だいぶ面倒くさいですよね。でも、MT4のEAで安定して勝っていくためには、一つ一つ検証していく必要があるのでしょう。ただ、放置してれば勝てるものだと思っていたのですが、システムトレードというものは本当に難しいですね^^;

さて、今夜はこの雇用統計が発表されます。皆さんはEAを止めますか?

 

2 Responses to 雇用統計発表前にEAを止めるべきか

  1. えむてほ より:

    いつもブログを拝見させて頂いてる者です。

    エアログさんで取り扱ってるEAの情報に関して、他サイトにない貴重な情報ばかりで
    大変ありがたく拝見させて頂いてます。

    私は雇用統計も政策金利発表時もバーナンキ氏の講演もトリシェ氏の会見もまったく気にせず止めてません。

    海外製のEAは総じて「クロス円対応が非常に少なく、
    むしろクロスユーロ、クロスポンドがらみの通貨ペアのEAが多い」というところで、
    雇用統計というよりも英中銀政策金利発表やトリシェ氏の会見などの反応の方が
    個人的には気になります。

    ドル円に関しては雇用統計時は最近あまり動かない傾向があるようですし、
    雇用統計よりも介入時の動きの方がはるかに反応が高いので、
    むしろ、雇用統計の影響力は去年よりも弱く感じます。

    • 川上 真悟 より:

      こちらこそ貴重な情報ありがとうございます。
      僕はまだまだ初心者なので、このような意見をもらえると素直に嬉しいです^^

      確かに、介入時の動きはすごいですよね。
      あの瞬間ポジションを持ってたらと思うとゾッとします。

      近い将来、独自にEAを作って無料で配布しようと思っているので、
      わざわざ止めたりしなくてもリスクを最小限に抑えるEAを作りたいと思っています。

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