はっきり言わせてもらいます「そんなに簡単には儲かりません」

紙幣

外国為替証拠金取引(通称FX)についてあなたはどのようなイメージをお持ちでしょうか。世間的には「子育てしながらFXで10万円を1000万円にした主婦」やら「FXで毎月100万円を稼ぐ大学生」など「いたって普通の一般人がFXを始めて人生を逆転したのか」のような情報が溢れているので「FXは誰でも簡単に儲かる」といったイメージを持っている方が大半でしょう。

実際、FXで成功してマンションや高級車を買っている人がいるという事実がある以上、このことは間違っていないように考えられます。しかしながら、FXは「誰かが儲かったら、その分誰かが損をする」といったゼロサムゲームと呼ばれるルールの性質上、「1000万円を稼いだ主婦」の背景には「1000万円を損した誰か」が存在するのです。つまり、「FXは儲かる人もいれば、損をする人もいる」といった表現が正しいと考えられます。

個人投資家の9割は負け組

では、その勝敗を決めるものは何なのでしょうか。そのヒントとなるデータとして

「個人投資家の9割は負けている」

といったものがあります。そして、先ほど「FXはゼロサムゲーム」といったお話をさせていただきました。つまり、「個人投資家が9割負けている」といった背景には「誰かが個人投資家の9割分勝っている」といったことが想像出来ます。その「9割勝っている誰か」は僕にはわからないのですが、彼らが「個人投資家に足りない何か」を持っており、それが9割という異常な勝率に結びついていることは間違いなさそうです。よって、「9割の個人投資家に足りない何かを理解しなければ、ほぼ負けるもの」といっても過言ではありません。

ベア

無免許運転の恐怖

ところで、個人投資家にはどのような人がいるのでしょうか。

  • 老後の蓄えを増やすために、貯金ではなく投資を選んだサラリーマン。
  • 定年退職後、収入源を失った穴埋めに退職金を投資に回す退職者。
  • 子供の面倒を見つつ、在宅での収入源が見込めると判断した専業主婦。
  • ビジネスで稼いだお金を増やすべく投資に回す経営者。

など、非常に様々なケースが考えられます。彼らが「いざ投資を始めよう」とした際、

  1. 取引口座を開設する。
  2. 取引口座に軍資金を振り込む。
  3. 投資を実行する。

以上、3つのステップを踏めば一人前の個人投資家を名乗ることが出来ます。例えばこれを車の運転に例えた場合、どうなるでしょうか。

無免許運転の恐怖

  1. 車を手に入れる。
  2. 車に乗り込む。
  3. 車を操作し、目的地に向かう。

はたして、上記3つのステップを踏むだけでドライバーを名乗ることが出来るでしょうか。もちろん答えはノーです。ドライバーを名乗るためには以下のステップを踏まなければなりません。

  1. 車と交通ルールについて勉強する。
  2. 運転教習所内で実際の運転を経験する。
  3. 知識と経験が一定基準を上回ってるか試験を行う。
  4. 試験に合格後、運転免許証を取得する。
  5. 車を手に入れる。
  6. 車に乗り込む。
  7. 車を操作し、目的地に向かう。

勘の鋭い方は既にお気づきだと思いますが、ドライバーの名乗るためには「車についての正しい知識」と「実際の経験」、その二つを証明する「運転免許証」が必要となります。「運転と投資を比べるのはどうか」といわれたらそれまでですが、投資の場合、免許こそ必要ではないものの「正しい知識」「経験」は必要だと僕は考えます。

正しい知識を身につけるための方法

本

結論から先にいうと、正しい知識を身につけるためには「本を読む」ということを強くお勧めします。他には「情報商材を買う」「セミナーに通う」といった方法が考えられるのですが、これらはあたりはずれが激しく、非常に多くの時間やお金がかかってしまいます。本は書店に行けばタダで内容が確認でき、その場で携帯を開いてアマゾンの口コミ等を調べれば実際に本を読んだ人の評価も確認することが出来ます。そこで評価が高く、気に入った本だけ買えば、効率よく正しい知識が集まるという方法です。

個人的には、パンローリング社が出版している本がお勧めです。パンローリング社は投資家のためになる情報を20年以上発信し続けている会社で、出版する本にはずれはないと僕は考えています。もし、これからパンローリング社の投資本を読み始めるという方にはこちらの本をオススメします。

これからパンローリングの投資本を読む人へ

効率よく経験を積むための方法

風船と少年

世間的には経験を積むためにバーチャルトレードを進めるケースもあるようですが、バーチャルトレードはあくまでもバーチャル。仮想の取引になるので、どれだけ勝っても負けても実際の取引ではないので、感情の浮き沈みがありません。当たり前のように聞こえますが、実際の取引は「勝ったら嬉くて負けたら悲しい」ものなのです。そして、多くの人は勝ったことより負けたことの方が大きく感じる傾向がありますので、仮に勝率7割の取引を行っていたとしても、勝った7割の取引より負けた3割の取引について深く後悔する結果になってしまいます。

「もしこのような状態に陥った場合、どうやって対処するか」という考えはとても大事になりますので、それを学ぶためには実際の取引を始める他ありません。FXはポジションを持った後、上がるか下がるかしかないので、経験値がゼロのままでも短期的には勝つ人もいると思います。しかし、長期的に見れば「個人投資家の9割は負ける」の言葉通り、相場のプロに打ち負かされることになるでしょう。多くの初心者はここで投資資金の大部分を失ってしまい、相場から退場させられてしまいます。相場から退場させられたものは、そのまま投資を諦めるしかありません。

そのような事態に陥らないために、とにかくリスクを最大限に押さえた少額投資をオススメします。いいかえれば「万が一、無くなってしまっても生活に何の影響も与えない程度のお金を投資に当てる」という訳です。そして、EAごとにバックテストを行い一回の負けの額を総投資額の100分の1。つまり、1%程度に抑えてしまえば、よっぽどのことがない限り口座のお金は無くならないでしょう。

このことを実証するために、当ブログでは世界的に有名なMetaTrader4というロシアで開発された無料のソフトを使ってFXシステムトレードを行っています。実際の取引の結果はEA成績ランキングというページで公開してますので興味がある方は是非ご覧ください。

 

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